(2020年2月23日の記事 2020年9月30日更新)
アメリカでも猛威を振るうインフルエンザ。2019-2020シーズンは、2900万人がかかり、28万人が入院、1万6千人の方が亡くなっていると推測されています(2020年2月15日現在)。また、小児も105人亡くなっています。
今回の記事では、
- 子供が高熱を出したときの対処法
- 受診の仕方
- 診察や薬にかかった費用
を紹介したいと思います。
(注 私は医療従事者ではありません。あくまでも一例として、私の家の対処法を紹介したいと思います。)
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予防にはインフルエンザワクチン接種
インフルエンザが流行する前に、予防としてインフルエンザワクチンを接種しましょう。小児科で受けることができます。
ワクチンを接種していれば、インフルエンザにかかりにくくなるのと、もしかかってしまっても重症化しにくい、と言われています。
周りの大人も予防のために、ワクチンを接種しましょう。スーパーやTarget内の薬局、CVSなどのドラッグストアで受けることができます。
ワクチンの接種ですが、ほとんどの医療保険で無料で受けられると思います。
無料どころか、スーパーやTargetで受ければポイントや割引クーポンをもらえると思うので、お得なところで受けるといいですね。
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子供が高熱を出したときどうする?
38.5度以上になったらタイレノール
うちの子は38.5度までは割と元気に動きまわるのですが、それを超えると具合が悪くなり、食事もあまり取れなくなってしまいます。なので、38.5度を超えたら解熱鎮痛剤のタイレノールを飲ませます。
液体タイプはこちら(他に、Grape味とBubblegum味があります)
あまり違いはわかりませんが、2歳以下のときはInfant's Tylenolをあげていました。
用量は年齢や体重によって変わりますので、一度ドクターに確認すると良いと思います。
以前はこの液体タイプを飲んでくれていたのですが、最近は味が嫌になったのか、飲んでくれなくなりました。おそらく甘すぎるんだと思います。
今は錠剤タイプ(噛んで摂取)のタイレノールを食べさせています。
錠剤タイプ(Chewables)はこちら
うちはまだ試したことはないのですが、座薬タイプの解熱鎮痛剤もあります。
飲まないし、食べないとなったら、座薬タイプが重宝しますね。
座薬タイプ(Suppository)はこちら
水分補給をこまめに行う
熱が出て調子が悪くなってしまうと、あまり水分を取らなくなってしまうので、水分補給には気を使って、こまめに水分を与えています。
うちでは、経口補水液としてPedialyteをあげています。電解質も取れるので良いですね。
経口補水液(Pedialyte)はこちら
病院で診察してもらう
病院に行って診察してもらう基準ですが、うちの場合は、
- インフルエンザが流行している
- 高熱が長引いている
- 合併症が心配
このどれかに当てはまれば、受診しています。
Sick visits (walk-in)に対応している小児科であれば、朝一に電話すれば事前予約なしでもその日のうちに診てくれると思うので、朝一に電話します。
もし対応していない、あるいは小児科の時間外ならUrgent careに行くのが良いでしょう。
インフルエンザ検査は発症してから12時間後
インフルエンザ検査は簡便で、時間も15分くらいでわかります。
ただし、発症してから間もないとウイルス量が少なくて、検知できない場合もあります。発症してから12時間経過してから診断してもらうのが良いでしょう。
逆に遅すぎると、抗インフルエンザ薬の効果が期待できなくなってしまうので、遅すぎてもいけません。
抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内の投与で効果を発揮するので、タイミングをはかって受診しましょう。
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検査費用、タミフルの値段は?
以前子供が高熱を出した際に、Urgent careでインフルエンザ検査を受けました。その時にかかった診察代、検査代として
$480 (約52,800円 1ドル=110円)を請求されました。
その後医療保険でカバーされて、実際には、
$47.46 (約5,220円 1ドル=110円)の支払いでした。
検査の結果インフルエンザにかかっていることが判明。タミフルが処方され、CVSに取りに行ったところ、
$10 (約1,100円 1ドル=110円)(医療保険でカバーされた後の金額)の支払いとなりました。
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今回の記事のまとめ
今回の記事では、アメリカで子供が高熱を出したときの我が家の対処法と、受診の仕方、診察や薬の費用について紹介しました。
合計で約6,300円の支払い額でしたが、日本と比べるといかがでしょうか?やはり高い?
幸い子供は重症化せずに回復し、現在は元気に過ごしています。
子供だと、インフルエンザ脳症に発展してしまうと怖いので、早め早めに対処するのが良いですね。
アメリカの医療制度についてはこちらの記事を参照