アメリカを始め、海外に赴任して車を購入・運転する場合、現地の自動車保険に入ることになると思います。
その際、現地での運転歴がゼロなので、自動車保険の料金が高くなってしまいます。しかし、無事故・無違反証明書を提出することで、保険料が安くなる可能性があります。(あくまでも可能性でして、安くならない場合もあります。)
今回の記事では、無事故・無違反証明書について、紹介したいと思います。
スポンサーリンク
無事故・無違反証明書とは?
無事故・無違反証明書は、運転経歴に係る証明書の一つです。
文字通りですが、無事故・無違反で経過した期間を証明するものです。
運転経歴に係る証明書は4種類あり、
- 無事故・無違反証明書
- 運転記録証明書
- 累積点数等証明書
- 運転免許経歴証明書
があります。
運転免許経歴証明書も持っていった方が良い、と言っているサイトもありますが、実際に効力があるかどうかはわかりません。
無事故・無違反証明書も、交渉次第で保険料が安くなるかもしれない、というものです。
何が言いたいかと言うと、無事故・無違反証明書と、運転免許経歴証明書の両方があると保険料が安くなる、というようなものではなく、交渉するための材料である、ということです。なので、無事故・無違反証明書一つでも交渉はできるので、一つだけでいいかと思います。
無事故・無違反証明書の申請方法は?
証明書の申し込み用紙を、警察署、交番、駐在所、自動車安全運転センターでもらいます。(各都道府県で異なるので注意!)
見本に従い記入し、手数料(1通につき、670円)と共に、ゆうちょ銀行・郵便局から申し込むか、自動車安全運転センターの窓口で申し込みます。
ご家族で自動車保険に加入したい場合は、全員分の証明書を申請します。
日本語の証明書をもらってもしょうがないので、通信欄に「英文希望 ローマ字の氏名」を書いてください。これで、英文の証明書を発行してもらえます。
詳細は、公式サイトをご確認ください。
交付までにかかる時間は?
郵便での受け取りを希望する場合は、申請日から1~2週間の日数がかかります。
自動車安全運転センターの窓口で申し込みした場合も、即時交付は行なっていない、とのことです。
海外渡航直前ではなく、時間に余裕を持って取り組みたいですね。
スポンサーリンク
実際に自動車保険は安くなったのか?
無事故・無違反証明書によって、保険料が安くなったかどうかですが、正直いうとわかりません(笑)。おそらく、なっていません。
無事故・無違反証明書の使い方と、交渉の仕方をよくわかっていなかったのが原因です。
強く交渉もせず、紹介された保険会社にそのまま入ってしまったんですよね。
今だったら、絶対に違う方法を取ります。今回の記事では、その方法もご紹介したいと思います。
無事故・無違反証明書をどう交渉に利用するか?
以前の記事で紹介したように、いくつかの保険会社から見積もりを取ります。
そして、見積もりが出てから、無事故・無違反証明書を交渉に使います。私なら、
「見積もりよりも、保険料が安くなりませんか?自分は、◯年間無事故・無違反の優良ドライバーです。日本の公的機関が発行している証明書も持っています。現在、いくつかの会社から見積もりを取っていて、ディスカウントして安い保険料を提示してくれたところを選ぶつもりです。考慮してくれてありがとう。」
というように伝えて、値引き交渉をします。強引に値引きを要求するよりは、丁寧にお願いする方がいいと思います。
実際に値引きしてくれるかはわかりませんが、値引きしてくれたらラッキーですね!
スポンサーリンク
今回の記事のまとめ
今回は、無事故・無違反証明書の取得方法と、自動車保険の値引き交渉について紹介しました。
アメリカで暮らしていると、交渉する場面が結構あります。そして、交渉次第で、値段が安くなることも多いです。
言わなければ、絶対に値引きされることはありませんので、ダメ元でいいのでトライしてみることをオススメします。
合わせて読みたい記事はこちら