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不動産クラウドファンディングでは、無事に運用が終了したら元本が償還されます。しかし、運用終了後、いつ元本が償還されるかは業者によってマチマチ。1ヶ月くらいが多いでしょうか。この1ヶ月の間は資金が拘束されてしまうため、運用効率が悪くなってしまいます。
運用期間12ヶ月の案件だったとしても、償還までに1ヶ月かかったらそれは実際には13ヶ月の金融商品であり、利回りも表記されているものよりも下がってしまいますよね。ですので、運用終了後に元本がすみやかに償還されることが投資家としては望ましいです。
最近、元本を早期に償還します、というアナウンスをしてくれる業者も登場してきています。今回はらくたまとCOZUCHIの取り組みについて紹介したいと思います。
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らくたまの5日ルール
(画像はらくたま HPより)
らくたまは5日ルールという独自の制度を打ち出しています。4つの主要日程
・募集期間
・入金期間
・待機期間
・払戻日
を「5歴日以内」に短縮するというものです。これにより、資金効率向上と早期資金回収により、実質的な収益性UPとリスク低減を図ります。
らくたま5号(利回り6%)で実質的利回りを計算すると、一般的なスケジュール(少し長めに取っている気はしますが)では3.88%まで下がるのに対し、らくたま5日ルールでは5.43%となり、実質的利回りでも高い利回りをキープできます。
らくたま3号では5日ルールは5営業日でしたが、らくたま4号以降は5歴日となっています。ですので、土日をはさんだとしても変わらずに5日以内ということになりますね。
こういう取り組みは非常に素晴らしいと思います。本当に投資家目線でルールを考えてくれているな、という気がします。この5日ルール、他の業者にもどんどん広まって欲しいと思います。
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COZUCHIの取り組み
業界大手で人気業者のCOZUCHIからこんなアナウンスが来ています。
この度、出資元本償還の早期化に取り組んでいくこととなりました。
これまでCOZUCHIでは、ファンドの運用終了から出資元本の償還まで、約1か月間ほどのお時間をいただいておりました。 しかし一方で、投資家様からは、運用終了したファンドの出資元本を効率よくCOZUCHIで運用するために、償還を早くしてほしい、などのお声をいただいていました。
そこでCOZUCHIの新しい取組として、ファンド収支確認の早期化を進め、今後運用終了するファンドについて、原則、運用終了日の翌日に出資元本を償還いたします。
※ファンド収支の確認に時間を要する場合や元本毀損のおそれがある場合は取り扱いが異なる場合があります。
※振込先金融機関や投資家様の口座の状態により、翌金融機関営業日扱いとなることがあります。
※ファンドによって異なる場合もありますので、ファンドごとに償還日をご確認ください。
らくたまに触発されたか、それとは関係なく話を進めていたかは定かではありませんが、運用終了日の翌日に元本を償還する、というのは凄いですね。これはありがたい仕組みになること間違いなしです。業界大手のCOZUCHIがこういう取り組みを始めたことで、他の業者にも波及することを願っています。
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まとめ
今回は、らくたまとCOZUCHIが採用した資金拘束の短縮につながる仕組みを紹介しました。資金拘束の期間が長いとそれだけ運用効率が下がってしまうので、本当にこういう取り組みはありがたいし、素晴らしいい取り組みだと思います。
業者間での競争も激化しているし、新NISAの方に資金が流れて投資家や、出資金を集めるのに苦労している業者も見受けられます。こういうルールを採用、宣言することで投資家からの人気は上昇すると思いますので、他の業者さんもいかがでしょうか?
この元本早期償還の流れが広がってほしい、という一投資家としての願いでした。
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