アメリカ帰国おっさんの資産運用ブログ

当ブログは広告を含む場合があります

株初心者は、コロナショックにどう対処するのが正解だったのか?

スポンサーリンク

若葉マークと株価のチャートの画像

2月下旬から始まった、コロナショックによる株価の暴落。そして、約3ヶ月で元の水準近くまで戻った株価。ナスダックに関しては、今週史上最高値を更新しましたね。

 

株価の変動が大きかった3ヶ月でしたが、皆さまは上手く対処することができたでしょうか?

私はというと、上手くいった部分もあるし、いかなかった部分もあります。損はしていませんが、大きく儲けてもいません。

 

今回の記事では、株初心者が、今回の暴落に、どのように対処するのが良かったのか。そして、次回の暴落に対して、どう構えるのが良いのかを書きたいと思います。

本記事は、大儲けする方法ではなく、大損しない方法がメインの記事となります。また、短期目線ではなく、中長期目線となっております。

 

 

スポンサーリンク

 

コロナショックを振り返って見る

2020年 S&P500のチャート

2020年 S&P500のチャート

こちらは、年初からのS&P500のチャートです。

S&P500は、暴落直前の値までまだ戻っていません。しかし、今週の水曜日に、年初の値付近までは戻ってきました。

 

2/19以降下がり始め、途中で反発もありつつも下落は止まらず、3/23が底となりました。

その落差は、1201.66ポイント(約35%)。

その後の上昇は、1041.27ポイント(約47%)。

 

改めて数値で見てみると、大きいですね。

 

株初心者は、どう対処するのが正解だったのか?

私が考える正解は、

  • 狼狽売りをしない
  • 思い込みによるトレードをしない
  • ショートポジションを取らない
  • レバレッジをかけない
  • 現金余力があるなら、計画的な買い増し

です。これを守れれば、少なくとも大損はしないでしょう。

 

狼狽売りをしない

下落局面で一番やってはいけないことですね。

冷静な判断によるトレードはOKです。利益確定売りや、何%下がったから損切り、などは大丈夫です。

冷静さに欠けたトレードをするくらいなら、何もしない方がマシです。

 

思い込みによるトレードをしない

  • 数年間は今の株価に戻らないから逃げろ
  • ここが底だ!
  • 上がりすぎだ、おかしい
  • 2番底は必ず来るから、売りだ!

全部やめましょう。何か根拠ありますか?

もちろん予想するのはOKですよ。でも、初心者の予想なんてあてになりません。

(アナリストの予想も、全然あてになりません。)

 

他の方のブログやTwitterを見ていると、確固たる自分のスタイルがある人や、流れに乗れている人が上手くいっていますね。つまり、感情や思い込みではなく、数値やトレンドを見てトレードしている人です。

(米国株は今後も上がるはず、という思い込みはあるかもしれませんが。)

 

思い込みで、流れに逆らった取引はしないようにしたいですね。

 

ショートポジションを取らない

ショートポジションとは、株価が下がれば利益が出るものを保有することです。SPDNや、SPXSなどですね。

ショートは、株初心者には難しいです。

 

通常、上昇はゆっくりで、暴落はスピードが早いです。例えるなら、上昇は各駅停車で、暴落は新幹線です。フットワーク軽く、短期で取引できないと、やられます。

 

株初心者で、米国株をしている人は、アメリカの成長性に期待して、買っている人が多いでしょう。ショートはそれに逆行するものです。ショート、長期で保有したいですか?

 

今回損してしまった投資家は、

  • 狼狽売りしてしまった
  • ショートポジションで捕まってしまった

のパターンが多いと思います。負けパターンにはまらないようにしたいですね。

 

レバレッジをかけない

レバレッジをかけている銘柄は、通常の値動きの2倍、3倍の値動きをします。SPXL、SPXS、TQQQなどですね。

これらの銘柄を保有していると、暴落時の値動きが、とてつもなく大きくなります。ただでさえ値動きが大きい暴落時、冷静に対処するのが難しいです。

 

冷静に対処する自信がない人、リスクをとる覚悟がない人は、レバレッジ銘柄はやめましょう。まあ、冷静に対処できるのであれば、もはや初心者ではないですね。

 

現金余力があるなら、計画的な買い増し

  • 〜%(〜ドル)下がったら買い
  • 底から〜%(〜ドル)上がったら買い
  • 給料入ったら買い

株取り引きの経験が浅い人でも、今回資産を伸ばせた人は、これができていた人です。

今回の暴落を、ピンチではなく、株を安く買えるチャンスと捉えていた人ですね。

おめでとうございます!

 

スポンサーリンク

 

バイ&ホールドは正しいか?

NYダウや、S&P500は、暴落前の水準まで完全には戻っていませんが、だいぶ戻してきていることを考えれば、正解と言えるでしょう。

 

「そんなの結果論でしょ?」

と言われてしまうかもしれませんが、そうです、結果論です。

 

ただし、この結果論、これまでの○○ショックや、ブラック○○、全てで当てはまっています。初心者の思い込みトレードより、よっぽど再現性があります。

 

ただし、持続的な成長が見込める銘柄に限ります。VOOやVTI、VGT、QQQなどですね。個別銘柄で言えば、現在でいえばGAFAMなどでしょうか。

 

今回は戻るのも早かったですが、リーマンショックなどは戻るのに4年近くかかっています。全く売らないのであれば、長期で含み損を抱える覚悟は必要ですね。

 

今後の暴落に向けての私の戦略

今週6/11に、史上4番目となる下げ幅を記録したNYダウ。VIXも上昇しており、少し不安定な状況になっています。

しかし、ここからさらに下げていくのか、何事もなかったように上げていくのかはわかりません。できた流れに身を任せます。

 

そして、

  • 狼狽売りをしない
  • 思い込みによるトレードをしない
  • ショートポジションを取らない
  • レバレッジをかけない
  • 現金余力があるなら、計画的な買い増し

これをマイルールとして、トレードをしていきます。長期で見て、資産が増えていけば良しとします。

 

今回の記事のまとめ

株初心者が、暴落に対してどう対処すべきか、という話をしました。これは、私自身への戒めでもあります。

 

コロナショックで上手く立ち回れた人も、そうでない人も、今後の暴落に備えて、今からシミュレーションしておくといいでしょう。株取引をしている以上、こういった暴落は今後もやってきますので。

 

みんなで資産を増やして、ハッピーになりましょう!

 

最後に、 

投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。