アメリカ帰国おっさんの資産運用ブログ

資産運用(米国株)とアメリカ生活の記録。

アメリカの証券会社Vanguardの口座開設【帰国後も利用可能】

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帆船の画像

現在の401kプランは日本に帰国する際には解約し、Traditional IRA口座に移すつもりでいます。

 

そのために、アメリカのVangurad(バンガード)という証券会社のTraditional IRA口座(と同時に一般口座)を開設しましたので、紹介したいと思います。

 

(記事内のデータやキャプチャー画像は公式サイトから引用しています)

 

 

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Vanguard(バンガード)でTraditional IRA口座開設

Vanguardという証券会社は、駐在員の御用達ですね。手数料が低く設定されているので、人気の証券会社です。

https://investor.vanguard.com/home

 

IRAとはIndividual Retirement Accountの略で、個人でお金を拠出し、管理、運用を行うリタイアメントプランです。

 

Traditional IRAはIRAの一種で、拠出する際に所得税控除が受けられます。リタイア後(59歳半以上)に受け取る際に所得税を支払います。59歳半前に引き出すと10%のペナルティが課せられるので注意が必要。

 

現在運用している401kプランは、いわゆるTraditional 401k(拠出する際に所得税控除、引き出す際に所得税の支払い)なので、移す先もTraditional IRAの方がシンプルです。

 

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Vanguardは帰国後も利用可能!

ネットの情報を見てみると、日本に帰国後も口座を維持できる、とのこと。実際に私もVanguard社に問い合わせてみたところ、迅速かつ詳細な返事をいただきました。

 

要約すると、

・帰国後も口座の維持が可能

・取引も可能

・新たに別の口座の開設も可能

という回答でした。

 

ただ、拠出に関しては注意が必要です。

・一般口座(Nonretirement account)には特に制限は無い

・IRA口座に拠出するには、アメリカで課税対象となるような収入が必要

という回答でした。

 

帰国後もアメリカで課税対象となるような収入を得る、となると中々ハードルが高そうです。帰国後も資金を投入して取引をしたい場合には、一般口座も開いておいた方が良さそうです。

 

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Vanguardの一般口座も開設

VanguardでTraditional IRAに続いて、一般口座(General Savings)も開設してみました。Traditional IRAだけだと帰国後の運用がしづらいですので。

 

口座開設手順

こちらでは、ロールオーバーではない通常の口座開設手順をご紹介します。

まずはVangurad社のHPのOpen an accountを開きます。

口座開設手順1

口座開設手順1

そうすると、new accountを作るか、他から移行してくるか聞かれるので、左側のLet's open my accountを選びます。

 

口座開設手順2

口座開設手順2

次に出てくるのがこの画面で、一番上を選択します。

 

口座開設手順3

口座開設手順3

次に、Vanguardのアカウントをすでに持っているかを聞かれるので、無い場合にはNoを選択します。

 

口座開設手順4

口座開設手順4

どのタイプのアカウントを開設するかを聞かれるので、今回はGeneral investingを選択します。

 

口座開設手順5

口座開設手順5

そうすると、下にページが広がり、IndividualかJointかTrustを聞かれます。

個人でやる場合にはIndividual、夫婦で共通でやるような場合にはJointを選択するといいでしょう。

 

その後は個人情報、投資目的、金融資産、インサイダー取り引きに関する事柄、銀行の情報などを聞かれるので、項目を埋めていきます。

 

アカウント自体は即日開設できます。銀行から資金が入金されれば、取引を開始できます。

 

数日後に現住所宛てに登録情報が掲載されている手紙が届きます。

 

銀行とのリンクも必要

また、銀行とのリンクを完了するために、Vanguardから、登録した銀行あてに少額の振込が2回行われます(おそらく両方とも1ドル以下)。

 

そして、Vanguardにログインすると、いくら振り込まれていたかを聞かれるので、振込額を入力します。これでリンク完了です。

 

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早速Vanguard Growth ETF(VUG)を購入

401kプランを移す先として開設したVanguardのTraditional IRA口座ですが、使い勝手などを試したかったので、$1,000拠出してお試し運用。

 

額が少ないので、mutual fundsではなくETFを購入しました。購入したETFはこちら。

Vanguard Growth ETF (VUG)

 

アメリカの大企業で構成されるCRSP US Large Cap Growth Indexファンドです。S&P 500でも良かったのですが、S&P 500連動型は401kの方で運用しているので、少し違うものを。

 

投資している銘柄は280なので、S&P 500よりは少ないですね。

10年間のパフォーマンス

10年間のパフォーマンス

もし10年前に$10,000の運用をスタートしていたら、今頃4倍近くになっている計算です。

 

Vanguard Growth ETFのリターン率

Vanguard Growth ETFのリターン率

リターン率も良いですね。

 

Vanguard Growth ETFのリスク

Vanguard Growth ETFのリスク

 

リスクは少し高いので、値が下がる可能性はあります。まあ、株価次第ですね。

 ちなみに手数料(Expense ratio)は0.04%です。

 

ETFは端数は買えないので、5 share分購入。先週購入した際のpriceが$168.52 だったので、合計で$842.6運用に回っていることになります。

 

少しずつでも増えていってくれたら嬉しいですね。今のところサイトの使い勝手は良いです。

 

Traditional IRAに拠出したので、来年の確定申告の際に、所得税の控除を申請したいと思います。忘れないようにしないと。

 

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今回の記事のまとめ

今回は、VanguardのTraditional IRA口座と一般口座を開設して、実際にETFを購入した、という話を紹介しました。

 

アメリカ在住中に運用しても良いし、401kプランなどのリタイアメントプランの移行先として開設するのも良いと思います。

 

投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

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