木曜日、金曜日とハイテクグロース株が下落。
株価は大きく下落した印象ですが、週間では主要3指数ともに上昇しています。
ダウ : 26,428.32(先週末) → 27,433.48(今週末) +3.80%
ナスダック : 10,745.28(先週末) → 11,010.98(今週末) +2.47%
S&P 500 : 3,271.12(先週末) → 3,351.28(今週末) +2.45%
S&P 500は、2月19日の最高値3,386.15(終値)に迫る勢いです。これを突破してくると、一段の上昇が見込まれますね。
今週は、小型ハイテクグロース銘柄の決算発表が相次ぎました。
多くの銘柄で、成長性の期待値が膨らみすぎて、株価が上昇していました。そして、好決算を発表しても、期待を超える結果やガイダンスを示せなかった場合には、叩き売られる状況となっています。
FSLYはその典型。月曜日、火曜日で+20%、水曜、木曜、金曜で-32%という動きでした。まさにジェットコースター。
今回の下落で、売上高に対して割高だった株価が、若干是正されました。今回の下落が、株価の是正が理由で、この辺りで済めば良いですね。トレンド転換だと、まだ下落余地がありそうです。
それでは今回も、現在保有しているETFの、1週間の値動きを紹介したいと思います。
5つのETF(CLIX・ARKG・ARKW・WCLD・HERO)の週間推移
それぞれのETFの、1週間のチャートです。
綺麗に明暗が分かれました。オンライン小売のCLIXが、先週に引き続き+5.26%と躍進。
これまで、出遅れていてたバイオのARKG(+4.62%)と、ゲームのHERO(+6.43%)も大きく上昇!
HEROの主要銘柄の一つ、任天堂が本当に素晴らしい決算を発表してくれました。コロナの自粛期間中に、あつ森をやっていた人が多かったようですね。
次世代技術のARKWは、木曜日までは良かったんですけどね。金曜日に急落して、上昇分がほぼ無くなってしまいました。
そして、クラウドのWCLD。上で述べたFSLYが、主要銘柄の一つです。他にも、DDOGやDOCUなどが、大きく下落。クラウド銘柄が、全体的に厳しい週となってしまいました。ここいらで調整が収まってくれれば良いのですが、、、。
来週の値動きに注目です。
ETF | 数量 | 平均取得価格 | 現在価格 | 市場価格 | 含み損益 |
---|---|---|---|---|---|
CLIX (+5.26%) | 13 | 83.30 | 90.33 | $1,174.29 | +$91.40 |
ARKG (+4.62%) | 10 | 56.04 | 56.18 | $561.8 | +$1.39 |
ARKW (+0.89%) | 11 | 97.17 | 100.38 | $1,104.18 | +$35.31 |
WCLD (-4.04%) | 26 | 40.30 | 40.14 | $1,043.64 | -$4.14 |
HERO (+6.43%) | 42 | 24.89 | 26.00 | $1,092.00 | +$46.79 |
ARKG以外のETFは、購入してから10%の上昇を達成。さらなる上昇を期待して、追加投資を行いました。
CLIXは、追加投資した分にも利益がのり、含み益を伸ばしてくれています。
WCLDも追加投資を行ったのですが、来週以降も下落が続くようなら、一旦手仕舞いするかもしれません。
メイン保有のVUGの週間推移
長期運用を目的として保有しているETFが、VUGです。
よく比較されるQQQ、VGTと一緒に見てみたいと思います。
ETF | 数量 | 平均取得価格 | 現在価格 | 市場価格 | 含み損益 |
---|---|---|---|---|---|
VUG (+2.20%) | 36.05 | 201.45 | 222.16 | $8,008.86 | +$746.29 |
QQQ (+2.14%) | |||||
VGT (+2.68%) |
MSFT(+3.64%)とAAPL(+4.57%)、FB(+5.82%)が牽引。AMZN(+0.09%)は小休止ですね。上昇局面では珍しく、VUGがQQQを小幅ですが、上回っています。
VGTは、強さが戻ってきていそうですね。
今回の記事のまとめ
今回の記事では、現在保有しているETFの、週間パフォーマンスを紹介しました。
ここでは、ETFの含み損益のみ公開しています。
冒頭でも述べましたが、小型ハイテクグロース銘柄の決算発表前後で急落する、という状況が続いています。
クラウドETFのWCLDも、ここ1週間で-4.04%、1ヶ月で-4.06%と奮いません。上昇相場の調整か、トレンド変更かを考える上で、次の1週間はとても重要なので、値動きを注視したいと思います。
最後に、紹介したETFの売買を推奨するものではありません。投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。
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