アメリカ帰国おっさんの資産運用ブログ

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【悲報】社債の投げ売りが始まったようです

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本日(3/11)も社債の下落っぷりが半端ないです。どうやら投げ売りが始まったようです。

昨日お伝えしたとおり、保有していた総合債券ファンドのBloomberg Barclays U.S. Aggregate Bond Index Fundと社債ファンドのShort-Term Corporate Bond Index Admiral Shares (VSCSX)を本日(3/11)、全て売却しました。

 

今回は、社債の投げ売りが始まったという話と、本日(3/11)の取引結果を紹介したいと思います。

 

 

社債が大幅続落 

総合債券ファンド(AGG)のチャート

AGGのチャート

AGGのチャート(StockCharts.comより)

チャートは同じベンチマークのAGGのものを示しています。

3/9(月)は小幅に反落、そして3/10(火)は大きく下落しました。そして迎えた本日3/11(水)、残念ながら昨日以上の大幅下落となってしまいました。

AGGは総合債券ファンドなので、これでも動きがマイルドな方です。わかりやすいように、米国債ETFと社債ETFをみてみます。

 

米国中期債ETF(VGIT)のチャート

VGITのチャート

VGITのチャート(StockCharts.comより)

米国中期債ETFのVGITのチャートです。

3/10(火)そして本日3/11(水)は下落していますが、国債の利回りが上昇しており、そうすると国債の価格は低下するので問題はありません。まだ50日移動平均線との乖離も大きく、安心して見ていられます。

 

中期社債ETF(VCIT)のチャート

VCITのチャート

VCITのチャート(StockCharts.comより)

次は、中期社債ETFのVCITのチャートです。

本日3/11(水)大幅に下落、200日移動平均線を割ってしまいました。2019年11月から少しずつ少しずつ上昇していたのですが、この3日間で一気に吹っ飛びました。普段こんなに値動きは大きくないのに、垂直落下しています。

 

長期社債ETF(VCLT)のチャート

VCLTのチャート

VCLTのチャート(StockCharts.comより)

こちらは長期社債ETF(VCLT)のチャートです。

長期債なのでより値動きが激しいです。まさに投げ売り。ピタゴラスの定理で斜辺の長さを計算したくなるような垂直落下。

 

社債はやはり隠れていた爆弾なのか?

国債の利回り低下にある程度は連動し、上昇を見せていた社債。なぜ今週いきなり下げ始めたのかはわからないのですが、マーケットはコロナウイルスの影響により企業業績が悪化、債務不履行に陥る可能性がある、と見ているようです。倒産のニュースって何かあったでしょうか?

 

手持ちの債券が紙くずになることを懸念して、値段がつくうちに叩き売られている、というふうに思えます。まさに投げ売られている状態ですね。

 

この状況、かなりマズいのでは?適切に対処しないと爆発しかねません。来週のFOMCまで待ってないで、さっさと利下げしないと。トランプさんが、FRBは行動が遅い。さっさと利下げしろ!と怒っているのも納得です。

爆弾処理班の速やかな出動をお願いします。

 

3/11(水)の取引結果

Bloomberg Barclays U.S. Aggregate Bond Index Fund

先月の2/21(金)と3/2(月)に購入。

投資額は$10,302.66

売却額は$10,372.02

リターンは+$69.36

 

Short-Term Corporate Bond Index Admiral Shares (VSCSX)

2019年11月に購入。

投資額は$10,000.

売却額は$10,086.76

リターンは+$86.76

 

終値でしか決済できないので、今日1日持ちこたえてくれるか不安でしたが、何とか両方ともプラス収支で決済できました!今日1日でだいぶ含み益を持っていかれてしまいましたが。

 

株価が大きく下げているときは、総合債券ファンドだとしても社債が含まれているのは危険ですね。国債の割合が40%以上あり、国債の利回り低下に連動して上がっていくと思ったのですが、見立てが甘かったです。今後の教訓にしたいと思います。

 

今後の方針

今回の取引により、毎月株式に投資している401kプラン以外はノーポジになってしまいました。こういう相場のときに、普段からチェックもしていない銘柄に慌てて飛び乗るとろくなことにならないので、冷静になって今後の方針を考えたいと思います。

休むも相場、少し静観するのも良さそうですね。

 

まとめ

今回の記事では、社債が投げ売られているという話と、債券ファンドの売却結果を紹介しました。

 

社債の問題は思ったより根が深いかもしれません。ここはアメリカの手腕の見せどころです。アメリカさん、頼みますよ。

 

投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

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