現在、長期運用目的で、S&P500インデックスファンドと、VUGを保有しています。
この二つに加えて、今高いパフォーマンスを見せているETFの購入を検討しています。
そう思った理由ですが、コロナウイルスの影響もあり、世界が大きく変革していくのを感じています。
そして、世界の変化に対応できている企業、対応できそうな企業の株価は大きく上げています。しかし、従来のビジネスモデルから抜け出せない企業の株価は、出遅れてしまっています。
資産を増やすのを狙うのはもちろんのこと、投資家としての知識や経験を積むためにも、短〜中期の取引も行ってみたいと考えています。
今回の記事では、現在購入を検討しているETFについて紹介したいと思います。
2020年8月31日追記 日本でこれらのETFを買う方法も紹介しています。
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個別銘柄ではなく、ETFを購入する理由
ハイパフォーマンスを狙って、短〜中期の取引を行うのに、なぜ個別銘柄ではないのか?と思うかもしれませんが、単純に私の経験不足と、メンタルによるところが大きいです。
元々個別銘柄に苦手意識があり、個別銘柄を取引しようとする場合、どうしても慎重になりすぎてしまうところがあります。
入るタイミングが遅く、利確は早め、ということで利益を大きく伸ばせないんですよね。
ETFの方が、もう少しリスクを取った取引ができそうです。
株式のETFなら、個別銘柄の詰め合わせではあるんですけどね。ただ、1社ではなく、複数企業からなるので、リスクが分散されている点、比較的安い金額で購入できる点も安心感があります。
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2020年(YTD)ETFトップ10
年初来(YTD)パフォーマンスが良かった、株式ETFのトップ10を見てみたいと思います。
データは、ETF.comと、MarketWatchから取っています。なお、レバレッジとインバースは、条件から外しています。
ETF | CLIX | ARKG | ARKW | WCLD | ARKK |
---|---|---|---|---|---|
YTD | 71.89% | 71.42% | 67.82% | 66.58% | 62.00% |
経費率 | 0.65% | 0.75% | 0.76% | 0.45% | 0.75% |
投資先1 | AMZN 22.7% | CRSP 9.38% | TSLA 9.43% | FSLY 2.99% | TSLA 10.02% |
2 | BABA 11.96% | ILMN 8.61% | SQ 8.35% | ZS 2.88% | SQ 7.75% |
3 | ETSY 4.61% | NVTA 7.99% | ROKU 5.42% | ZM 2.81% | NVTA 6.02% |
4 | W 4.59% | CGEN 7.13% | TWOU 4.75% | WIX 2.6% | CRSP 5.37% |
5 | STMP 4.5% | ARCT 6.95% | Z 4.49% | TWLO 2.57% | TWOU 5.12% |
6 | CHWY 4.5% | NTLA 4.18% | SPLK 3.79% | DOCU 2.52% | ILMN 5.09% |
7 | EBAY 4.43% | IOVA 3.92% | TREE 3.4% | DDOG 2.5% | PRLB 4.8% |
8 | SSTK 4.37% | EDIT 3.65% | PINS 3.29% | TWOU 2.36% | Z 4.63% |
9 | QRTEA 4.34% | CLLS 3.51% | XLNX 3.08% | OKTA 2.35% | ROKU 4.51% |
10 | GRUB 4.18% | CDNA 3.49% | FB 2.9% | SHOP 2.31% | SSYS 3.74% |
ETF | ONLN | OGIG | FDNI | HERO | IBUY |
---|---|---|---|---|---|
YTD | 61.99% | 60.62% | 53.76% | 52.65% | 50.65% |
経費率 | 0.57% | 0.48% | 0.65% | 0.5% | 0.65% |
投資先1 | AMZN 23.58% | AMZN 5.81% | SHOP 9.69% | SE 7.4% | SFIX 3.53% |
2 | BABA 12.41% | GOOGL 5.15% | 700 9.38% | NVDA 7.27% | RVLV 3.43% |
3 | ETSY 4.79% | MSFT 4.7% | NAPRF 8.28% | ATVI 6% | UBER 3.22% |
4 | W 4.76% | BABA 4.47% | 3690 7.98% | NTES 5.58% | EXPE 3.04% |
5 | STMP 4.67% | 700 4.45% | BABA 7.81% | NEXOF 5.57% | PYPL 2.98% |
6 | CHWY 4.67% | FB 4.32% | JD 5.65% | EA 5.55% | LYFT 2.95% |
7 | EBAY 4.59% | W 2.59% | PRX 4.17% | BILI 5.45% | BKNG 2.93% |
8 | SSTK 4.54% | PDD 2.52% | ADYEN 3.79% | TTWO 5.35% | REAL 2.8% |
9 | QRTEA 4.51% | SHOP 2.42% | BIDU 3.49% | NTDOF 5.29% | OSTK 2.79% |
10 | GRUB 4.34% | 3690 2.22% | NTES 3.16% | ZNGA 5.25% | GRUB 2.75% |
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購入する5つのETF
トップ10の中から、上位4つのCLIX・ARKG・ARKW・WCLDと、他と銘柄の重複が少ないHEROを購入してみようと考えています。
それぞれについて、もう少し詳しく見てみます。
CLIX(ProShares Long Online/Short Stores ETF)
堂々の1位のCLIXですが、このETF、オンライン小売銘柄に投資するだけではありません。実店舗銘柄をショートするという、鬼畜ETFです。
しかし、この鬼畜っぷりが、コロナの状況下でハマってます。現在、AMZNとBABAが大きく上昇しているのも、パフォーマンスが良い原因ですね。
CLIXを購入するかどうかは、迷うところなのですが、パフォーマンス1位ということで、素直に投資してみようと思います。
上場来パフォーマンス
2017年11月17日($39.67)〜2020年7月10日($83.46): +110%
ARKG(ARK Genomic Revolution ETF)
ゲノム科学領域に関連する企業に投資するETF。遺伝子治療なども、今後期待されますね。
コロナウイルスに対する研究や、治療法の開発にも関わってくるため、大きく上昇していると考えられます。
上場来パフォーマンス
2014年10月31日($20.10)〜2020年7月10日($55.72): +177%
ARKW(ARK Next Generation Internet ETF)
次世代のインターネットを担う、新しいテクノロジーを開発しているような企業に投資するETF。コロナの状況下でも、今後さらなる発展が期待されますね。
現在絶好調のTSLAや、SQの比率が高いのも特徴的です。
上場来パフォーマンス
2014年9月30日($19.99)〜2020年7月10日($97.36): +387%
WCLD(WisdomTree Cloud Computing Fund)
クラウドサービスに関連する企業に投資するETF。こちらも、コロナの状況下で、今後さらなる発展が期待される分野ですね。
いわゆる、Saas(Software as a Service)銘柄がメインとなっています。
上場来パフォーマンス
2019年9月30日($23.60)〜2020年7月10日($41.84): +77%
HERO(Global X Video Games & Esports ETF)
ビデオゲームや、Eスポーツに関連する企業に投資するETF。ゲーム関連ETFとして、知っている人も多いかと思います。
日本の企業も多く入っているETFですね。
上場来パフォーマンス
2019年10月31日($15.03)〜2020年7月10日($24.84): +65%
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年初来チャート
年初来のチャートを表示すると、このようになります。CLIX以外は、コロナショックで大きく下げていますが、その後は回復。新高値を更新し、さらなる上昇を続けています。
(表のYTDの数値と異なりますが、タイムラグがあり、表の数値の方が古い数値となっていそうです。)
QQQの年初来(YTD)パフォーマンスが+24%なので、どれも高いパフォーマンスを見せている、と言えますね。
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これらのETFはどこで買えるのか?(追記)
日本にいながら、今回紹介したETFを買うこともできます。
私が把握している方法は二つあって、
で口座を開設して、ETFを購入することができるようです。
しかし、両方とも特定口座に対応はしていないので、自分で確定申告をする必要があるので注意してください。
また、サクソバンク証券の口座開設は特に問題ないと思いますが、Firstrade証券はアメリカの証券会社で、少し注意が必要です。
Firstradeの注意点
全て英語表記という点と、海外送金をして入金する必要があるという点です。
海外送金のオススメの方法ですが、まずはUnion Bankというアメリカの銀行口座(カリフォルニアアカウント・プログラム)を開設して、Firstrade証券と紐づける。
そして、Union Bankの口座に、Transferwise経由で送金する。
この手順により海外送金することで、手数料を抑えることができます。
参考記事(こちらのユニオンバンクの記事は、駐在員向けのプログラムの紹介となっています。日本在住者向けのカリフォルニアアカウント・プログラムとは異なる部分もあるので、注意してください。)
両方とも配当金再投資(DRIP)に対応しており、Firstradeは取引手数料が無料なので、メリットも大きいですね。
どうやら、今回紹介しているETFをどこで買えるのか?という検索をかけて、この記事にたどり着く人も多いようです。
日本の証券会社では取り扱っているETFが少なく、購入することが難しいようですね。
そういう方の参考になれば嬉しいです。
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今回の記事のまとめ
今回の記事では、現在購入を検討しているETFを紹介しました。
コロナショックから早く立ち直り、高値を爆進中のETFです。
出遅れ感もあり、高値警戒感も正直あります。しかし、今後期待される銘柄が多く、調整はあったとしても、また上昇してくれるのでは、と考えて投資してみたいと考えています。
どうしてもパフォーマンスが悪いようなら、その都度他のETFに移し替えを検討します。
最後に、今回の記事は、紹介したETFの買いを推奨するものではありません。投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。
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