生活費にしろ、資産運用の資金にしろ、日本にあるお金をアメリカに移す必要があります。いくつか海外送金の方法はあるのですが、私がオススメしたいのがTransferWiseというサービスです。理由は、
- 手数料が圧倒的に安い
- 手続きが簡単
- 海外からでも手続きができる
です。私はこのTransferWiseというサービスで、資金難から助けられました。
今回の記事では、TransferWiseのサービスの内容、口座開設・手続きの方法と、助けられた際の話を紹介したいと思います。
2020年4月現在、海外居住者でマイナンバーが無くても手続きができます(カスタマーサービス確認済み)。詳細は本記事をご覧ください。
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TransferWiseの特徴
TransferWiseの特徴として、
- 本当の為替レートを使用(隠れコスト無し)
- 多言語でのカスタマーサポート(日本語もあります!)
- 13の海外拠点
- 毎月の海外送金額約6,000億円
- ユーザー数700万人
- 海外送金で約1,800億円節約されている
- 世界59カ国以上に対応
これらが挙げられます。
世界中で利用されており、透明性の高い安全なサービスと言えます。実際に私も安心して利用することができました。
手数料を安く抑える画期的な仕組み
このTransferWise、通常の銀行経由で行う海外送金とは異なる方法を取っており、それが手数料を低く抑える秘訣になっています。
簡単に説明しますと、まず私が
日本の銀行Aからアメリカの銀行Bに、100万円分の資金を移したいとします。
TransferWise経由でこれを行うと、お金の流れは以下のようになります。
私が日本の銀行Aから、日本のTransferWiseの口座に100万円分の資金を入金します。
その後、アメリカのTransferWiseの口座から、アメリカの銀行Bに100万円分の資金が移されます。
イメージはこんな感じです。
お金は国をまたいでおらず、国内送金のみで完結しています。これにより、低い手数料を実現しています。
実際に手数料はどれくらいかかるのか?
100万円をアメリカに送金する場合の手数料を、三井住友銀行と比較してみます。
サービス | 受領額 | 手数料 | 為替レート |
---|---|---|---|
TransferWise | $9,234.27 | 6,392円 | 107.6円 |
三井住友銀行 | $9,197.49 (-$36.78) | 6,000円 | 108.073円 |
4,000円以上お得に送金できる、ということですね。
アカウント登録から利用までの流れ
送金までのステップは5つ
- 会員登録
- 総金額を入力
- 受取人の口座情報を入力
- 本人確認と住所確認
- 指定先の口座へ入金
まずはTransferWiseのトップページの右上から会員登録を行います。もし言語が日本語以外なら、その左隣を日本語にします。
次にメールアドレス、パスワード、居住国を入力します。居住国は日本を選択します。
本人確認と住所確認
2019年6月時点では、アメリカにいながらにしてアカウントを開設できましたし、実際に送金もできました。初回送金額が10万円以上、あるいは2回目以降の送金を行う場合には、本人確認と日本の住所確認の両方が必要となります。
住所は実家にしておくと良いでしょう。
2020年4月にカスタマーサービスに確認したところ、「住民票を外しており、日本国外に居住している場合には、送金手続き中に非居住者であることを宣言できる。宣言すると、マイナンバー関連書類の提出を省略することが可能。注 日本に本人確認書類と一致する住居を現在でも保持している場合に限る。」
との回答をいただきました。
本人確認書類としては、運転免許証や日本国パスポートが良さそうですね。運転免許証の住所が実家の住所と違う場合には、日本国パスポートの後ろのページにある所持人記入欄の現住所を実家の住所にしましょう。
TransferWiseに助けられる
このTransferWiseのサービスが2019年6月、窮地の私を救ってくれました。
これまでは某銀行の海外送金サービスを使っていて、6月もそのサービスを使ってお金を移動しようと思っていたのですが、海外送金できませんでした。以下は私Naoと某銀行のオペレーターさんとの大まかなやりとりです。
Nao「海外送金お願いします♪」
オペレーター(以下オペ)「かしこまりました。以前とご登録されている情報に変更はございませんか?」
Nao「あ、引っ越しして住所が変わってしまっています。」
オペ「情報に変更がある場合は、申し訳ありませんが受付けできません。」
Nao「そうしましたら、どのようにすれば住所の変更を届けられますか?」
オペ「支店までお越しください♪」
Nao「・・・(今アメリカなんだけど)」
オペ「・・・」
Nao「代理人が支店を訪れて、住所変更の届出を行うのは可能でしょうか?」
オペ「ご本人様が支店までお越しいただくことになっております♪」
Nao「・・・」
オペ「・・・」
Nao「もういいです。」
一度アメリカ国内で引っ越しをしていたのですが、海外送金の登録住所まで頭が回っていませんでした。
さて、焦りました。赤字家計のNao家が火の車です。もういっそ燃やしてほしい。家族もいるのでそういうわけにもいかず、方法を探した結果辿りついたのがTransferWiseでした。
今回の記事のまとめ
今回の記事では、海外送金のオススメのサービス、TransferWiseについて紹介しました。
国内送金だけで済んでいるので、手数料も安く、かかる日数も1~2日と非常に早いです。日本語にも対応していますし、是非オススメしたいサービスです。
ありがとう、 TransferWise
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